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ROUND5.Harrows vs DYNASTY 試合レポート

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先週で全メーカーが初戦を終え今週から第2クールとなる。
偶数クールは各メーカー必ず女性選手を1名オーダーに入れるルールになっておりシーズン通してランキングに大きな影響をあたえるキーポイントになると思われる。
今週と来週は女性選手たちの活躍も注目ポイントになってくることだろう。

第1試合 小森麻理 vs 大内麻由美
ハードボードでの試合やリーグの経験がほぼない小森に対し、ソフトでも数多くの優勝経験を持ちスティールでは長年日本代表として活躍してきた大内。経験、実績と大きく差があるふたりだが大内に対して小森がどこまで食らいつけるか楽しみな女子対戦となった。
試合は両選手ともに緊張が感じられる点取りでスタート。そこまで点数が取れない大内に対し小森が引けを取らないダーツで食らいついていく展開。お互い相手の先攻をブレイクしあってスコア1-1。経験がないとは思えないリズムのよい打ち回しを見せる小森。それでも中盤に入ると徐々に大内のダーツが入り始めスコアを引き離しにかかる。なんとか追いつきたい小森だったがまわってきたチャンスでダブルを決められず結局5-1というスコアで大内が勝利した。負けた小森だったがスコアも悪くなく今後に可能性を感じさせてくれた試合であった。

【第1試合結果】
小森麻理(Harrows)【55.04】1 vs 5 大内麻由美(DYNASTY)【60.12】

第2試合 菅沼清治 vs 座波常輝
開幕戦では無名ながら世界チャンピオン鈴木に善戦した菅沼。対するはソフトでもスティールでも数々の実績を持つベテラン座波。プレミアムリーグ初戦となる座波がどんなダーツを見せてくれるか期待の一戦となった。
試合は菅沼の先攻でスタート。前回と同様に緊張しつつも必死に腕を振る菅沼と久々の実戦にもかかわらず落ち着いたリズムから美しいフォームで投げる座波。対照的なふたりの打ち合いは第5レグまですべて先攻ブレイクというもつれた展開。菅沼は前回の試合で少し自信がついて自分のダーツが出せてきた印象だったがやはり荒さが目立つ。両選手ともあがりのダブルに苦しめられるも座波がなんとか拾って差を広げ、そのまま座波が逃げ切ってスコア5-2で勝利した。

【第2試合結果】
菅沼清治(Harrows)【66.74】2 vs 5 座波常輝(DYNASTY)【69.00】

第3試合 榎股慎吾 vs 山本信博
大将戦となった最終ゲームは離れた場所同士でのオンライン対戦ではなく両選手が同じ店舗での対面対決となった。
両選手とも前回の初戦では敗れているだけに初勝利に向けて気合が伺えた。試合開始早々に榎股は140-140-180と絶好調。41点残りもきっちり決めて11ダーツと完璧な滑り出し。一方の山本も負けじと高得点を叩き出しすぐにブレイクバック。序盤から両選手ともハイアベレージなスコアで素晴らしい打ち合いを見せる。中盤に入っても榎股はファースト9で100点オーバーをキープ。それに対し堅実な点取りと確実なチェックアウトで主導権を握った山本が4-2と王手をかける。このまま山本が逃げ切るかと思われたが崖っぷちで榎股が90点をインナーブルのアウトでもぎ取るとそこから再度勢いづいて2レグ連取して試合は4-4のフルレッグへ。最終ゲームになるとお互いプレッシャーがかかる状況で思うように点が取れず苦しい展開。最後もこれを決めれば勝ちというダブルを両選手ともなかなか決めらない。結局山本はダブルを9本打って決められず榎股が26ダーツ目でフィニッシュ。2-4から3連取しての逆転勝ちを決めた。山本はこれで2連敗、大きくリードしていただけになんとも悔しい敗戦。榎股は辛勝であったがチームHarrowsにとって貴重な1ポイントを獲得した。

【第3試合結果】
榎股慎吾(Harrows)【81.25】5 vs 4 山本信博(DYNASTY)【79.82】

2戦目を終えた両チームだがまだまだリーグは序盤戦、DYNASTYは選手層が厚くまだ出場していない強豪選手も多いだけに今後がますます楽しみだ。

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