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Round13.Harrows vs TIGA 試合レポート

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どちらのチームも前回初めての勝利ポイントを獲得しここからギアをあげていきたいチーム同士の対戦。
今週は女子選手がオーダーインするのでそちらの対戦にも期待したいところ。

第1ゲーム 菅沼清治(Harrows)【69.71】0 - 5 大崎裕一(TIGA)【86.38】
前回の対戦で初勝利をあげて勢いに乗る菅沼とFIDOの自動計算をうまく活かし持ち前のシュート力を発揮しつつある大崎。序盤から大崎が圧倒的なシュート力で試合をリード。大崎はFIDOでのプレイにすっかり慣れて来た様子でスティールダーツでのプレイにも柔軟に対応。ソフト、スティール問わずダーツそのもののスキルが高いことがわかる。この日の大崎は点取り、ダブルともに文句なし。テンポも良いので見ていても気持ちがいい。菅沼もチャンスを狙うが大崎の削りについていけずワンサイドゲームを許してしまう。結局大崎はアベレージ86.38という素晴らしい内容で5-0のストレートで勝利。強いという言葉しか出てこない大崎のダーツであった。

第2ゲーム 小森麻理(Harrows)【47.58】0 - 5 坂口優希恵(TIGA)【55.67】
プレミアムリーグは2度目となる両選手。テンポのよいスローで点数を削る小森と安定した縦ラインが持ち味の坂口。坂口はこのゲームに勝ってチーム勝利を決めたいところ。序盤坂口は大きな点数は取れないもののダブルの決定力でレグを重ねて主導権を握る。小森も点取りは悪くなかったがダブルを決められずチャンスをモノにすることができない。坂口は100点のハイオフを含め上がりの決定力でスコア差を広げる。縦ラインがズレない点取りと30%近いチェックアウトで勝負強さを見せた坂口が5-0のホワイトウォッシュで小森を下した。小森も点取りは悪くなっかっただけに今後ダブル決定率が上がってくることに期待したい。

第3ゲーム 榎股慎吾(Harrows)【79.41】3 - 5 畦元隆成(TIGA)【83.56】
持ち前の勝負強さで前回鈴木徹を下した榎股とプレミアムリーグでメキメキと力をつけ注目を集めている畦元。
スティールの実績は圧倒的に高い榎股が勢いに乗る畦元を相手にどう戦うのかがこの試合の見どころ。ここまでの3戦で畦元は相手に臆することない果敢なダーツを見せてきたが榎股相手でもそこは変わることはなかった。
軽快なテンポで点数を重ね榎股にプレッシャーをかける。一方の榎股は大事なダブルで勝負強さを見せて試合全体をしっかりコントロール。主導権を渡さない。中盤にはいると両者激しい点取り合戦。ハイスコアの応酬となると勝負の分かれ目は必然とダブルの決定率に。この日ダブルを制したのは畦元だった。残り点を二桁にしてからチェックアウトまでにもたつきがなかった。榎股にもチャンスがあったが要所のダブルが決められず試合は畦元ペースに。その後も榎股が追い上げを見せるが畦元が焦ることなく落ち着いたプレイを見せ5-3のスコアで快勝した。畦元はこれで個人2勝目。試合を重ねるごとに自信をつけ強くなっている畦元。今後のさらなる活躍が楽しみな存在だ。

Harrowsは0ポイントという結果でリーグ全体で見るときつい状況になったが個性派の選手が揃うチームだけに今後の試合もまだまだ楽しみにしていたい。
一方、TIGAは全勝でのチーム勝利となり大量ポイントを獲得。これでリーグ4位まで浮上し益々チームは勢いに乗っていくことだろう。優勝候補チームを脅かす一角としてこれからの戦いにさらなる期待が高まるTIGAの勝利であった。

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