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ランキング下位に甘んじているが選手個々の試合内容はとても良いHarrows。選手の頑張りに結果がついてくればランキング上位も間違いない力をもっているチームだ。一方のCOSMO DARTSは2位に大きくポイントを離してのランキング1位と独走状態。今回は満を持してチームのボスである赤松が登場、チームの勢いをさらに加速させられるのか。注目の対戦カードが多い楽しみな一戦となった。

第1ゲーム 榎股慎吾(Harrows) 5 - 0 赤松大輔(COSMO DARTS)
この試合、赤松が急な体調不良で出場できなくなりスコア5-0で榎股が不戦勝となった。
楽しみにしていたファンも多かっただけに非常に残念であった。
赤松は体調を戻してまた別のタイミングでぜひ出場の機会を作って欲もらいたい。

第2ゲーム 菅沼清治(Harrows)【66.75】3 - 5 野毛駿平(COSMO DARTS)【72.66】
FIDOプレミアムリーグではすっかり顔馴染みになった菅沼。対するはここまで全ての試合に出場して6戦5勝と絶対的な強さを見せている野毛。第1ゲームが不戦勝となりあと1つ取ればチーム勝利となるHarrowsと1つも落とせないCOSMO DARTS。その状況が試合にどう影響するのかが注目ポイントだ。
オープニングレグで121点残りを最後インナーブルでフィニッシュし野毛の先攻をブレイクスタートした菅沼。
この日は点取りも好調で大事な序盤で野毛に対しスコアリード。負けられない野毛にプレッシャーをかける。
中盤に入ったところで野毛がレグを連取。ここから一気にゲームを決めるのかと思いきや菅沼が再度スイッチを入れ直しレグを返す。菅沼の健闘で非常に面白い展開。この日の野毛はいつもに比べるといまひとつな調子ではあったが最後はきっちり帳尻をあわせ5-3で勝利。最後の馬場に望みを繋いだ。菅沼もナイス健闘で面白い試合だった。

第3ゲーム 佐野木健太(Harrows)【64.40】0 - 5 馬場善久(COSMO DARTS)【70.23】
マッチスコア1-1で迎えた最終ゲーム。デビュー戦で素晴らしいダーツを見せてくれた佐野木。重要な局面でプレッシャーは大きいだろうがが前回同様に気持ちの良いダーツに期待したい。一方こういう場面での登場が多い馬場。それでもプレミアムリーグではいまだ負けなしという勝負強さを見せている。否応なしに面白くなること間違いなしのゲームだ。
佐野木の先攻で試合がスタート。リズム良いテンポでスローする佐野木に対し、セットアップからしっかり狙い込んでスローする馬場。プレイスタイルが対照的なふたり。馬場は非常に落ち着いたプレイで序盤からゲームの流れを掴む。佐野木のダブルが決まらないところをしっかりと突くなどして3-0と主導権を握る。その後も佐野木は削りでリードするもダブルがどうしても決められずレグを取ることができない。結局最後まで落ち着いたプレイで堅実なダーツを見せた馬場が5-0のワンサイドで圧勝。見事チームCOSMO DARTSを勝利を導いた。佐野木は本来の力を出せないままの敗戦となったがぜひまた挑戦して佐野木らしいダーツを見せてもらいたい。

第1ゲームが不戦敗ということでスタートダッシュに出遅れたCOSMO DARTSであったが2試合を見事2連勝で飾りチームとして勝利。
ランキング1位を守ったまま後半戦に突入ということになった。